INTERVIEW

【DEXTsalon】Shigenori Kambayashi / Davidoff of Geneva 東京ミッドタウン店長

シガーとの出会い

モデル時代に、先輩に誘われてシガーバーに・・・
はじめての体験だったので、ドキドキしました。
それまでタバコは少し吸っていましたが、シガーを吸ったことなんてなかったので、
今まで知らなかった楽しくよったりとした煙の時間があるのだと思いました。

役者とモデル

大学生のときに自分で応募して俳優の養成所に入りました。
もともと舞台演劇に興味があり、自分だったら、大丈夫と思っていましたね。（笑）
だから、学生時代は、忙しかったです。
学校に行って、俳優の勉強と仕事をして、また、ファッションモデルの仕事も・・・

ファッションモデルの仕事は、たまたま、友人がファッション雑誌の読者モデルの募集に私の写真とプロフィールを送り、いつのまにか、ファッションモデルに。
いま思うと、あのときは、不思議な時代でしたね。

ダビドフとの出会い

ダビドフのPRをしてる、友人から、食事を誘われて、その時にたまたまダビドフの副社長を紹介されて、そこから何度か食事をしていくうちに、ダビドフの仕事をしませんかと誘われました。
はじめは、フランクに、空いてる時間でいいのでと言われ、それなら自分でもできると思いました。軽い気持ちでスタートしましたから。
不安は多少ありましたが、仕事しながら学んでいけばいいと思っていました。
最初に配属された店舗が、ダビドフ銀座店でした。
日本で一番シガーを吸っている女性の先輩がいまして、とにかく厳しかったですね。
いまとなっては、よい経験でしたけど・・・
あのスパルタは、私には合っていました。
2年後、まさか私が銀座店の店長になるとは思わなかったですが・・・

まぁ、俳優もモデルの仕事もライブなので、なんとかなりましたね。
まさか、ダビドフ銀座の仕事で、俳優とモデルの仕事が役に立つとは思わなかったですけど。

信頼関係

お客様がシガーで悩まれたときに、私は、お客様にあうもの勧めます。
会話をしながらお客様に合うシガーを探します。
シガーを吸ったことがあるのか？だれと吸うのか？場所は、喫煙時間は、
合わせる飲み物は・・・（5W1H）

お店的には、高い方を進めたい気持ちは多少ありますが、合わないものは勧めませんね。
嗜好品なので、合わないシガーを勧めた場合、シガーを吸わなくなりますし、お客様との信頼関係が崩れますので、お客様に合うシガーを勧めます。
そのためにも、会話が大切なんです。

感動、うれしいこと

私が、勧めたシガーがお客様の好みに合ったときは、嬉しいですね。
現在、ダビドフでは、シガーのイベントやセミナーを年に何回か行っています。
経営者から役員、会社員、バーテンダーなどたくさんの方々が参加してくださっています。
そのシガーセミナーの参加者から、感謝されることがあります。
感想は様々ですが、もっと早くシガーを知りたかったなんて感想をいただきますと、
シガーを嗜むきっかけ作りを今後の続けていきたいと思いますね。

思い

シガーというものにまだ高尚なイメージがあるようですが、私は、
もっと、Tシャツ、短パンでカジュアルに吸って欲しいですね。
海外では、もっとカジュアルにもっとラフにシガーを愛用していますから、
日本でも、もっとたくさんの人に気軽に楽しんでもらいたいですし、試して欲しいです。
価格帯も1000円ぐらいからなので、TPOに合わせて選んで頂けます。
ぜひ、試して欲しいです。

私が仕事していく中で、シガーに触れて思ったことは、
シガーって、なくてもいいものですが、あったらもっと楽しくなりますね。
お互い火がついていると消えるまでずっと会話が続きますので、仕事とプライベートのリセットにとてもいいと思います。

シガーって、煙から灰になって消えて終わるのが、ロマンを感じますね。