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【DEXTsalon 01】Tatsuya Yoshida /STAR BAR GINZA バーテンダー

仕事との出会い

学生時代に、居酒屋でアルバイトをしていました。
接客というよりも配膳係がメインでしたが。
居酒屋は、宴会などもあり、忙しかったし、辛いこともありましたが、苦ではなかった。
なぜか、お酒に興味はありましたから。
きっと、お店にあった豊富な種類の日本酒や焼酎があったので、アルバイトを通して、よりお酒に興味を持ったのかも・・・

当時は、よく自宅でジンを購入しては、お酒を作ってしました。
自分でお酒を作って試している時期に、Barという存在が気になっていました。
行ったことがなかったですが・・・
「Bar/バーって・・・どんな仕事なのか」

 

居酒屋からバーテンダーへ

最初は、バー、バーテンダーと言えば、ホテルのイメージが強かった。
接客も好きだったので、まずは、ホテルで接客を学びたいと思いました。
そんなときに、たまたまホテルの求人を見て面接に向かう。その後ホテルで働くことに。
しかし、ここでも接客ではなく配膳係だった。
入ったときの先輩からから何年か経てば、接客の仕事に、まわしてあげるよと言われ。
何年経てば・・・接客のお仕事ができるのか、少し不安に感じました。
「何年・・・」

そんな時に、以前アルバイトをしていた居酒屋の料理長の知人にバーテンダーを紹介してもらい、その方から、渋谷にバーテンダースクールがあることを知る。
その方も、渋谷のバーテンダースクールを通い卒業し、バーテンダーに。
自分もバーテンダーを目指すことに。
いまは、渋谷にバーテンダースクールはないですけど。
うちのマスターもここのスクールに行っていた。

 

街が教えてくれたこと

自分が、仕事した街が、アルバイト時代を含めると新宿、浅草、銀座の3つの街。
特に、印象的なのが、銀座と浅草でした。
銀座は、サラリーマンや経営者が多い。また、飲み方が綺麗です。
江戸っ子っぽい人が多い。夏でも熱燗を飲む人が多い。注文の仕方が実に、面白い。
テーブルになにもないのが寂しいらしく、やたらと注文をする。
常になにかないと、寂しいのか。
手前の飲み物が終わらないうちに、次の飲み物を頼んでいる。
また、これが江戸っ子っぽい。
最終的に、残すのはダメみたいで、帰るときに、結局全部飲む。
男前。
また、浅草は、常連さんが定員さんを名前で呼ぶ。とても温かくて下町らしさがありました。常連が来店すると、ボトルキープしている焼酎と氷と水を出すこれが下町スタイル。
「街には、らしさがある」

 

配慮

基本服装を常に勉強をしいますし、気になります。
銀座=バーということもありまして、
髪型や服装など気になりますね。
ネクタイの結び方や髪型、Yシャツの襟の形など、
襟にあわせてネクタイを選びますので、いつも考えますね。
服装に、季節感を入れてみたり工夫をしています。
これも、マスターに教えてもらったことのひとつです。

よくマスターが取材を受けているときに話をしているのを聞いて、こんな思いで作っているのか。こんな配慮をもってお客様と接しているのかと・・・常に学びです。
「背中を見て、覚える」
基本的なことは教えてもらいますが、マスターには、あまり聞かないようにしている。
自分で検証をして、調べて、マスターの手間、時間を取らせないようにしています。
忙しいので。
「相手への配慮」

 

道具への思い

道具への思いもありますが、いまは服装を一番気にしています。
見られる仕事ですし、服装をきちんとすることで身が引き締まります。
ギアが入る感じですかね。


また、包丁の研ぎ方・靴の磨き方など勉強中です。
Webや雑誌、実際の商品を見たり店員に聞いたり、試したり・・・
2018年からスタートした目標は、休日でも革靴をはいて、襟付きのシャツを着る。
せっかく、バーテンダーの仕事をしていますので、休日でもOFFにしないようにしています。その方が、自分には楽で楽しい。
ジャケットやYシャツ、革靴を履く機会を増やしたい。
「バーテンダーらしさ」

 

仕事での失敗と気づき

仕事での失敗は、多数・・・
一番記憶に残るのは、お客様のお会計を間違えたこと。
お会計をする方の隣の方に、会計を出してしまった。
言ってみたら、帰れという意味に感じます。
これは、マスターに怒られました。

マスターに言われたことですが、
なにも言わないで、これでいいと思い込むことが、一番危険だと。
間違っていると理解しないと意味がないと。
仕事をしながら、カクテルも気になりますが、人を見ています。
大きな枠で、全体を見ています。
灰皿やお酒の量・・・たくさん、たくさん見ています。
これは、マスターが言うには、「支配ではなく、差配/サハイ」
「場を差配する」マスターより
バーテンダーの意味は、場を仕切ることが、バーテンダーだと・・・
BAR(バー)は止まり木、
TENDER(テンダー)は優しい人。つまりバーテンダーは、優しい止まり木という意味。
「差配/さはい」

意味 : 差配/サハイ・とりあつかうこと。世話をすること。また、指図すること。

 

立ち振る舞い/心得へ

基本的に受けの仕事。お客様が来て、はじめてスタートする仕事なので、
時間帯によってお客様が集中する時間がある。食事が終わり、お客様がバーへ来店するのが、8時、9時、急に店がバタバタする。
立ち振る舞いが雑になる場合も・・・
そんなときこそ、チャレンジをする。また考える。焦らず。
居酒屋で、焼き物ができなくてもイライラはしないが、乾杯のビールがすぐに出ないとイライラしますよね。バーでカクテルがでないと何しに来ているのか・・・
また、4名のお客様と1名のお客様が来たときは、1名のお客様を優先する場合も、
理由は、4名のお客様の場合、会話で場をしのげる。しかし、1名のお客様は手持ち無沙汰なので・・・
バーテンダーになって、7年ですが、もっと工夫できることがあると思っています。仕事の優先順位を見極める。
22歳からスターバーで働き、現在29歳、忙しいときそこ反省がある。お客様への配慮はできていたのか・・・・
「立ち振る舞い」

 

男性の清潔感・配慮

歩き方に注意します。
もともと、癖で、猫背だった。
姿勢は意識します。バーテンダーですから。
また、匂いのついた洋服は、気になります。
お客様も、自分自身の匂いをも・・・

DEXT使用するとき、
仕事の時は、カクテルの香を感じたい、
こともあり匂いはない方が良いと・・・
DEXTは、外出の際に使用しています。
アロマティック・デリケートゾーンフレッシュシートは、スイッチを入れるときに使用しています。
匂い気になりますね。

 

目指す

大会にも出ますので、優勝したいですが、
飲食店にとって、いいお客様と思われる立ち振る舞いをしたい。
料理を作った料理人には、思いがある、温かい料理は、温かいうちに食べて欲しいです。
作ってくださった方への思いを感じて、立ち振る舞いをできる男性に・・・
自分も作る立場なので・・・

 

理想の男性像

立ち振る舞いを考え、行動できる男性ですかね。
あとは、お客様から学ぶことが多いですね。
他の飲食店のマスターから学ぶことも・・・

 

〒104-0061
東京都中央区銀座1-5-13三弘社ビルB1F
TEL:03-3535-8005
FAX:03-3535-8006
営業日 月〜日、祝 17:00〜24:00
定休日 毎月第一月曜日
https://www.starbar.jp/star-bar-ginza/

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